人を思う会社

「会社とは何か」と問われれば、「会社は人だ」と答えます。「ファイブはどういう会社か」と聞かれれば、「人を思うことが出来る人間の集団です」と答えます。

「今月のひとこと」で、自分の過去において人様から助けてもらった話を、何度か書かせてもらいました。阪神淡路大震災の時、多くの方々から食べ物や支援物資を頂いた事。前職でカナダ出張中に母の訃報を受け取り、遙かなる帰路をわずか30時間で帰国させてもらった事などです。そして今でも私は、社員の皆さんから多くの助けをもらっています。

人が人を助けるという行為は、人が人のことを思う気持ちが原点にあると思います。

ファイブの京都本社では先日、情報セキュリティ強化のため、内装工事を行いました。
12坪ほどの小さな事務所とはいえ、結構な量の荷物で片付けが大変だったのですが、全員が自発的に動いて見事な連携を発揮、予想以上に手際よく終わりました。

また予期せぬ上長の病欠や、突然の退職者で職務に穴が空いた時、部署の全員が担当以上の仕事をこなし、人手の余裕がない中でも立派に穴を埋めてくれました。社外から見れば当然の対応で、簡単そうに見えるかも知れませんが、当事者にすれば皆必死。全員が責任感を持ち、協力する気持ちが無ければ出来ない事です。

このように、ファイブでは一人一人が自律的に考え、助け合うことが普通になっています。
言わせて頂くならば、人を思う気持ちを内にしまい込まず、積極的に引き出して「使う」ことが大事ではないでしょうか。

ファイブは9月から49期に入りました。来年は50年の節目にあたります。皆さんに助けてもらいながら、ここまでやって来ることが出来ました。改めて感謝申し上げます。これからもファイブは、「人を思う」ことを忘れず、さらなる信頼を得るよう頑張って参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 

株式会社ファイブ -F.I.B-
「フレキシブル (F) なアイデア (I) で、お客様のブレイン (B)」となり、
皆さまと一緒に歩み続けます。

代表取締役社長 馬渕