2025年9月
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2025年9月1日
お客様のこころを掴む

最近のCMを眺めていると、映画仕立てで心に訴えるものや、テーマパークのように五感に訴える派手なものが目立ちます。
少し前には、お中元やお歳暮の季節に、俳優が石鹸や海苔などを抱え「贈り物にどうぞ!」といった素朴なCMが目につきました。
今はそういったCMはほとんど見かけません。
昨今は人と人との関わりが希薄になり、「贈り物」自体が減っている現状を、CMが表しているのかも知れません。
例えば新しい商品を開発したとして、それを売るには誰かに伝えなくてはなりません。
販売するために高効率な販売ツールを作り上げ、スタートアップさせたとしても、最初は人に会い、売りたいものを知ってもらうことから始まります。
いわゆるガチの営業が必要です。
そんな時、皆さんはどうしますか?
初めてのプレゼンテーションに行く際、緊張を和らげ、相手に自分の気持ちを伝えるため、ちょっとした菓子折りを持参したりしませんか。
ビジネスの関係であっても、好意の品をもらって悪い気持ちはしません。
その単なる「もの」で、初対面の相手との距離が縮まり、商談がはずんだりします。贈る物は、食品に限らず日用品、オリジナルグッズ、何でも良いのです。
相手に気持ちが伝わればそれで良いのです。
私たちファイブの仕事は、そのための「もの」を用意する事です。
場合によってはお客様のオリジナル商品に仕上げたり、梱包事業部で最終パッケージを施したりもします。
時代の流れで、贈り物の習慣が減りつつあるのは残念ですが、私は思います。
普段の生活でもビジネスの世界でも、まごころを伝えるほんの少しの余裕を、いつまでも持ち続けたいものだと。
株式会社ファイブは、9月で51期目に入りました。新たな半世紀の始まりです。
㈱ファイブ -F.I.B-は
「フレキシブル(F)なアイデア(I)でお客様のブレイン(B)」
となり、社員一同、皆さまと共に歩んで参ります。
株式会社ファイブ 代表取締役 馬渕 功